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(FAQ)なぜ、チームの検温結果一覧と個人の健康チェックシートの検温結果を二重に提出するのですか?

 本大会では、感染防止対策の一環として、試合当日から遡って2週間分の検温結果が正常であることを確認できた参加者のみが会場に入場することができます。

 しかし、この検温結果を二重に提出するのが面倒だとする声が多数あります。

 そもそも大会運営責任者として、感染防止対策のためにもっとも重要なことは

 大空間とはいえアリーナという閉鎖された空間内で、一定時間滞在するすべての大会関係者が、入館から退館までのあいだ、決められたとおりの感染防止対策を確実に実行していることをエビデンスとして、そこでの活動が感染にいたらないことを科学的に証明できるようにしておくこと

だと考えており、現実的な証明の方法は以下のようなダブルチェックなのです。

(1)情報は確かに当人のものか

 まず、検温結果が満足したとしてアリーナに滞在する当人が、名簿に登録された者と同一人物であるかどうかを証明することです。
 個人の「健康チェックシート」は確かに当人のものですが、これまでの大会では、名簿にはない選手が試合に出場していたこともあり、旧競技委員によって、名簿とスコアシートの選手名をひとつひとつ照合する必要がありました。
 これをTO担当者が新たに担うにあたり、登録名簿から自動的に生成される「チームの検温一覧」を用いてTO席にてチェックすることにしました。

(2)個人情報は守られるか

 個人の健康チェックシートには個人情報が記載されているので、これをアリーナ内で多くの目につく状態にはできません。上記のような、選手の照合のために用いる検温一覧は、登録名簿から氏名以外の個人情報が除かれて自動生成されるものなので、TO席において個人情報が漏洩することはありません。

(3)情報は使える状態にあるか

 万が一、大会参加者に試合当日から48時間以内に発熱が生じたとき、その連絡を受けた協会が個人の「健康チェックシート」をもとに個人情報を特定し、当日の対戦組み合わせおよびオフィシャル分担表から、そのチーム代表者に連絡することができます。

 以上のダブルチェックで感染防止対策の有効性のエビデンスとなることを確認しつつも、これらの手順から煩雑さを省けないか、まだまだ改良の余地はありますので、本大会でその知恵を集めるつもりです。

投稿日:2022年4月30日